溶接機



溶接機

ドリフト教習所 自分でイジろう(DIY) 溶接機

家庭用の溶接機で、電源100Vで使用できるものを調べたらこの溶接機になりました。

アストロプロダクツ 直流半自動溶接機

まず安い溶接機はパワーがなく買っても使い物にならないなどのレビューがたくさんあります。 この溶接機は家庭用の中ではパワーがあります。そしてインバータ式なので安定した溶接ができます。早速購入して使用してみようと思います。

こんな感じの溶接機です。ワイヤーや溶接面は付属しています。

横から見たらこんな感じです。あと重要なのがアストロプロダクツの商品ですが、つくりが粗いです。機能上は特に問題ないのですがカバーの取り付けなどの見た目部分が雑に作られています。 私はしっかり仕事をしてくれれば気にしませんが、見た目などを気にする方は注意してください。機能はしっかりしていると思います。

セットアップしていきます。まずはワイヤーを通します。このワイヤーを溶かして溶接するので必ず必要です。

リングナットを外せばローラー押さえが浮き上がります。

こんな感じでトーチコード内にワイヤーを通します。適当なところまで押し込んでおきます。次はトーチのノズルを外します。

スプリングで固定されているだけなので、右に回しながら引っ張れば外れます。さらにノズル内のチップを外します。

チップは専用工具が付属していますので、工具を使って外します。右ネジなので、左に回せば外せます。

この状態でワイヤーを送ります。手で押し込んで送ってもいいのですが、溶接機に電源を入れてトリガーを引けば自動で送られます。ローラー押さえは戻して置いてください。

トーチ先端からワイヤーが出てきたら、チップを取り付けてノズルも取り付けます。ローラー押さえとリングナットが固定されていることを確認してください。これでセットアップ完了です。 リングナットは適度に締めてください。締めすぎると引っかかったときトーチ内でワイヤーがクシャクシャになり、取り出すのが大変になります。ガイドローラーが滑らない程度に締め付けます。

トーチコードを踏んだりすると、ワイヤーが引っかかりますので注意してください。特にグランド線と重なってしまい、その部分を踏んでしまうとワイヤーが引っかかります。

とりあえず使用してみます。半自動タイプは初めて使用します。素人でも使えるか心配でしたが・・・

グランド(アース)線を溶接対象にクランプします。この部分の塗装などは剥がして、しっかり電気が通る状態にしてください。

このようにワイヤーのみを当てても溶接できません。最初はできるのかと思っていたのですが、どうやらできないみたいです。

このようにノズルを溶接したい鉄板に当てます。トリガーを引くとワイヤーが出てきます。このワイヤーが溶接したい場所に当たるように狙ってください。 溶接中は激しく火花が出ます。直接見ると目をやられますので必ず溶接面をしてください。

素人ががんばってこの程度までできました。


Copyright (C) 2010 ドリフト教習所, All rights reserved.